高校総体 宮城県大会
高校総体 宮城県大会
場所は宮城県の利府にある、ひとめぼれスタジアム宮城。
学生時代、僕もこの地で全力を尽くし、嬉し涙も悔し涙も味わった思い出の場所です(^^)
そして、陸上が大好きになった原点でもある場所です^^
最近はフルマラソンの練習の日々を送っていますが、元々はトラック競技のハードル種目出身の僕(^^)
トラック競技の予選〜決勝までの進行ルールをを少しだけ解説します。
決勝結果上位6名が次のステージへ
トラック競技は、
予選→準決勝→決勝の順に行われるる競技がほとんどです。
中には1発で決勝を行なってしまう種目もありますが、次のステージへ進む条件は同じです。
予選
短距離〜中距離の場合、各レースは8名で行います。100mから800m走まではこのスタイルです。
この1つのレース集団を"組"と呼びます。
学校のクラス分けみたいな感じですね(^^)
各組最大8名でレースを行い、
その組内の上位記録者2名が準決勝へ進めます。
また、
上位2名に入らなかったとしても、準決勝へ進む道はもう1つあります。
今度は組内という枠を無視し、
全組のレース結果上、上位タイム2〜3名が準決勝へ進むことができます。(エントリー人数により変動します)
この為、最低でも組内で4位以内には入っていることが準決勝へ進む鍵となります。
なお、
力のある選手は次のレースに備えて力を温存する為、上位2位以内に入っていることを確信した後、レース中にスピードをわざと緩めてゴールをすることもあります。
これを陸上界では"流す"なんて呼び方をしたりします。
準決勝
準決勝は大体、合計2〜3組くらいで行われます。
決勝への勝ち進み方は、予選とほぼ同様です(^^)
ここで流せる選手は、相当な力を持った選手であることが多いです。
予選、準決勝ともに同じなのですが、
組内のゴール先着順によって、次のレースで割り振られるレーンが変わってきます。
基本的に、先着した選手が走りやすい真ん中のレーンを割り振られることが多いです。
4〜6レーンがそれに当たります。
コーナー走のある200m以上の距離だと、コーナーの緩急に差が産まれるので走りやすさに大きな差がでてくるのです。
100mのような直線を走る場合は関係ないかというと、そうでもありません。
真ん中のレーンを走ると、両サイドの選手が見えやすくなるので、レース展開を組み立てやすくなったりするのです。
この事も踏まえて、
予選や準決勝の着順を考えて走る選手は多いです。
準決勝で着順を上位で確保しつつ、流して走ることのできる選手は優勝を狙える選手と言っても過言ではないかもしれませんね(^^)
決勝
ついに決勝です。
ここでは、持てる力を出しきり優勝を勝ち取る為に、全選手がスピードを爆発させます。
その為、大会記録などの好記録も決勝で更新されることが多いです(^^)
決勝の結果上位6名が次のステージである
東北大会へと進むことができます。
そして、
東北大会にて勝ち進み、
東北大会決勝の上位6名に入るとインターハイの切符を手にする事ができるのです。
熱い熱い高校総体は始まったばかり。
僕も嬉し涙や悔し涙を味わう、
沢山の経験をしました。
あの時陸上に打ち込んだ記憶は
いまも色褪せることなく胸に残っています。
僕の大切な宝物です。
全て選手には
ぜひベストを尽くし頑張ってほしいと思います^^